本来、紳士の国イギリスを発祥の地とするこの釣りは、ルールとマナーを重んじた非常に敷居の
高い釣りだと思われがちです。
また独特のキャスティングスタイルから、始めてはみたものの途中で諦めてしまった方も多いと
聞きます。
ではフライフィッシングって本当に難しい釣りなのでしょうか?
答えは「NO」です。
確かにある程度の努力と練習は必要ですが、それは何をするときでも一緒のハズです。
ではなぜ難しく感じるのでしょう?
それは恐らく現在のメディアの影響でしょう。
トリックキャスト、ダブルホール、マッチザハッチetcの用語が飛び交っていて、それらができないと
この釣りが成り立たないような錯覚に陥ってしまうのではないでしょうか?
もっと気楽に考えてください。
私たちがフライフィッシングを始めた頃(1980年頃)には、今のようにキャスティングについてや
フライタイイングについてはもちろんのこと、フライフィッシングに関しても今のようにはメディアに
登場しませんでした。
ジム・グリーンの「フライキャスティング」という本を足元に置き、近所の空き地でロッドを振り回し
なんとなくですがキャスティングの基本がわかったような気がしていました。
タイイングといえば中学生や高校生の私に上等なマテリアルがそろえられる訳もなく、今思えば
本当に粗末な材料で巻いたフライでした。
でも、当時はそれでも十分に釣りになったし、十分面白く感じました。
確かに今の自然河川での釣りはシビアになりつつあり、難しいテクニックも要求される場面にも
出くわしますが、上級者の皆さんにお願いです。
今からフライフィッシングを始めたいという方が近くにいらっしゃいましたら、まず前方に延ばした
ラインを軽く持ち上げて、もう一度前に振り下ろせば釣りが成立するという簡単なところからこの
釣りをスタートさせてあげてください。
自分たちがそうであったように、これからのアングラーにもこの釣りを是非楽しんで頂きたい・・。
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